一年間ありがとうございました
2011年12月31日
いつもありがとうございます。
金野です。
今年は大変な一年となりました。
震災以来、建築業界は混迷を極めました。
電気、ガス、水道復旧の遅れとともにガソリン不足に多くの方々が苦しい日々を送りました。
建築資材もなかなか手に入らなくなり、職人不足も重なって工事着工が困難な時期も続きました。
とくに沿岸部の被害は、想像を絶する規模でした。
改めて「家」というものの大切さを思い知りました。
震災では、メンバーの半数以上が被災してしまいました。
家族を失った者、家を失った者、車を失った者・・・
残ったメンバーも悲しみに堪えながら、自らの家族を支えながら、不安を抱えながら、疲れ果てた体にムチを打ちながら、ハッピーリフォームを信じてくださりリフォームを託してくださったお客様のために全力で頑張ってくれました。
未だにリフォームをお待ち頂いているお客様には、大変申し訳なく思っています。
ですが、私たちは「地域に根付く職人仕事と日本の心を守る」という信念を持っています。
リフォームというものを流れ作業のように淡々とこなすような仕事はしたくないのです。
材料にこだわり、仕上がりにこだわりたいのです。
お客様には後悔も、泣き寝入りもしてほしくないのです。
でも、良いことばかりを言うつもりはありません。
今年は昨年に手塗りをしたばかりのお客様宅で塗料が剥がれてしまい、3棟の塗り直し工事を行いました。
正直、失敗はあります。
でも、絶対に失敗をそのままにはしません。
納得していただけるまで何度でも手直し致します。
逃げも隠れも致しません。
私たちは「一期一会」を重んじています。
出会えた「あなた」のことをもうお会いできないかもしれない覚悟で全身全霊を込めて対応させて頂いています。
私たちハッピーリフォームを信じてくださる「あなた」へ
私たちは、お客様を神様とは思っていません。
ですから、お世辞も言いませんし、ゴマもすりません。
私たちは、お客様を古くからの大切な「親友」だと思っているのです。
親友には嘘もつきたくないし、裏切りたくもないし、後悔もしてほしくない。
ですから時には言いにくいことも申し上げますし、不快なことも言うかもしれません。
でも、それは、「あなた」のことを真剣に考えているからです。
大切なのは「心」だと信じています。
今年は多くのお客様と絆を深めることができたと感じています。
振り返ると本当に苦しく大変な日々でした。
でも、たくさん方々の応援や支えのおかげで2011年を見送ることができます。
心からありがとうございました。
来年も「心」を大切に愚直に誠実を貫く覚悟です。
新年は1月10日から営業致します。
来年もハッピーリフォームを宜しくお願い致します。